好きなアーティストのイベントやライブに行きたい！！
でも人気のあるアーティストほどチケットを手に入れるのは難しい…
チケットは発売開始直後に売り切れてしまい手に入れられなかった経験をしたことはありませんか。
ライブに行って楽しい時間を共有したい。
せっかくライブ会場へ行くのなら少しでも良い席でアーティストを応援したい。
イベントやライブに行った後の高揚感・充実感は何ものにも代え難いものです。
しかし自力でチケットを購入することは難しい。他者の手を借りようと思った時、頭によぎるのは、転売チケットと取得代行チケットではないでしょうか。転売されたチケットと取得代行で依頼したチケット。2種類のチケットですが取得方法は大きく違います。その2つの違いを詳しく見ていきます。
転売されたチケットを購入する
スマートフォンの普及によりインターネット上で欲しいチケットはオークションサイトやフリマアプリ、SNSなど様々なツールから見つけることができます。以前より簡単に欲しいチケットを見つけることができるのは便利な点と言えます。
チケットの値段には幅があり良い席や千秋楽など良い日時の公演は特に高値で取引きされています。自分が納得して購入したチケットが手元に届き無事コンサート会場に入場できれば問題はないのですが、残念ながら転売チケットのトラブルは昨今後を絶ちません。
また、2019年6月に「チケット不正転売禁止法」（特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律）が施行され、チケットの転売について規制が強化されました。
簡単にまとめるとこの規制により・・・
- 悪質な転売行為は違法です。罰せられます！
- 消費者が守られます！
- 音楽業界も守られます！
私たちがより安全に転売されたチケットを購入できるようになりました。ちなみにすべてのチケットが転売禁止になったわけではありません。利益を得る目的でない転売は違法ではありません。そして転売禁止の対象となるチケットは「特定興行入場券」と呼ばれるもので、音楽のライブやスポーツイベントなどのチケットがこれに該当します。
公式のチケット販売サイトで購入を検討しよう
規制が進む中でも、今なお残る非公式のリセールサイトは、詐欺を狙ったものであるおそれがあります。サイトのトップページに「公認」などと記載されていても信用せず、まずはイベントの開催のページからチケットのリセールに関する説明がないか確認してください。
また、本人確認が強化されており他人に譲れないケースがあるので注意が必要です。チケット販売の時点で顔写真の登録が必須となり、会場へ入場時に登録された顔写真と本人が一致しなければ入場できません。
転売チケットを購入する際は、転売が禁止されたチケットではないか、また入場時に本人確認が必須か、興行主や主催者等のチケットの規約をよく確認しましょう。
取得代行を利用してチケットを購入する
チケット取得代行とは、チケット代行業者に依頼をし自分の代わりにチケットを取得してもらうことです。取得代行してもらった手数料を業者に支払います。
「チケ発」という言葉をよく耳にしますが、先着順に受付されるチケットは、発売日にあっという間に売り切れてしまいます。発売開始時間前にパソコンやスマートフォンの画面を前に緊張しながら待ち構えた経験はありませんか。念願のチケットを自力で取れれば良しですがそもそもそ大事な発売日に仕事や急な用事ができた場合は泣く泣く行きたかったイベントやライブを諦めなければなりません。
チケット取得代行はこういった場合にも多く利用されているようです。
事前に代行業者とイベントやライブの詳細を伝えておくとその日時に取得代行を行ってくれます。
上手く利用すれば「チケ発」当日の“そわそわ感”なく行きたかったイベントやライブを楽しむことができますね。
良番良席がゲットできるかも・・・？
私たちがチケットを取る際は発売日時にブラウザを更新しサイトにつながった後、申し込みの操作に移るのが一般的です。しかし代行業者の場合は独自のクラウドシステムを使用します。通信の速度が圧倒的に速いので良番良席を取れる確率が上がります。お気に入りのアーティストをより近くで応援できるかもしれません。
しかしチケットの取得確率は１００パーセントではないことを念頭に置いておかなければなりません。
チケットが獲得できなかった場合は代行料金が発生するのかしないのか。業者によって設定は様々です。チケットが獲得できた場合もイベントやライブの人気度によって代行手数料が大きく変動します。
取得代行でチケット購入を検討される方は、事前に依頼する業者と席の希望や料金の設定など詳細をしっかり確認してください。
信頼できる業者を選ぼう
残念ながら依頼した代行業者によっては、代行手数料を支払ってもチケットが送付されなかったり個人情報を流出されたりしたケースもあるようです。自分が納得し信頼できる代行業者に依頼をしてください。
どちらで買う？転売とチケット取得代行の違い
転売されたチケットと取得代行で依頼したチケットについてまとめてきました。他者の手を借りてチケットを取得する２つ方法ですが性質は大きく違います。転売されたチケットは不特定または多数の人に向けて販売されているチケットです。安全性は低いので公式のチケット販売サイトで購入を検討しましょう。一方取得代行で依頼したチケットは、「わたし」が業者に依頼をしたチケットです。代行して獲得してもらったチケットなので安全性は高いと言えます。自分と業者と連絡のやり取りが必要になるので信頼できる代行業者に依頼しましょう。
転売されたチケットと取得代行で依頼したチケット、あなたはどちらで買いますか？
安心安全にチケットを取得して、とっておきの自分時間を充実させてください。
